2011年10月6日木曜日

終戦物語 敵の爆撃がピタリやむ

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南セレベス島     東京都    桐岡  博


セレベス島南部の山中、航空地区司令部の電報班に属しいいました。当日正午に玉音放送を聴き敗戦を知りました。其の夜の、第一線陣地から引き揚げてきた兵隊の、うつろなひとみを見たた時のやりきれない絶望的な気持ちが思い出されます。しかし、敵の爆撃のピタリと無くなった戦野の静かな夕焼けが印象に残っています。

戦記焼き 今なお悔やむ終戦日

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ニユ-ギニヤ ソロモン地区   大阪府  駒井 正三

昭和20年8月一五日、西部ニュ-ギニヤ、ソロモン地区サラワチ島サマテの奥地で、現地自活で農耕作業をして現役四年兵の陸軍上等兵でした。20年十月頃にホ-ランジヤにオランダの捕虜として使役に従事、21年頃復員。

風鈴にサマテの亡友【とも】を偲びつつ
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サイパン島   茨木県  石浜 とみ子

サイパン島にアメリカ軍上陸依来、逃避行を続け、19年十月投降し、同島ススッペの邦人民間抑留所内のキャンプにて、米軍人向けの手工芸品を作っていた。

捕らわれ身に 一條の月あかり

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