2012年1月19日木曜日

終戦物語 東京は焼野原

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静岡県  坂本 五郎

空爆により東京は一面の焼野原。地方重要都市の警備にと、警視庁より岩手県庁所在地盛岡に派遣される。時に終戦一ケ月前。艦載機による空爆の先例を受け始めたのか、終戦を間近にした8月に言ってからの事

敵機目標は盛岡駅。爆弾・機銃掃射攻撃による駅員の負傷。大腿部貫通銃創、腹部貫通の駅員を担送。腹部貫通銃創の駅員は坦送中絶命。大腿部貫通銃創の駅員は、終戦の詔勅の下るその日に大腿部切断という凄惨な結果となる。

血の匂ひ 担架にのこり敗戦日

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引用元  「昭和万葉俳句前書集」 (高木 二郎発行」
終戦前敵機による空襲、低空よりの機銃掃射は全国各地で罪の無い学童、民間人が犠牲になりました。私の故郷でも8月10日突然あらはれた
グラマン3機の無差別機銃掃射で、時間的には数十分の出来事ですが
犠牲者は死者16人、重軽者20数人、全て「民間人」です幼い学童が大部分です。故郷での此の悲惨な出来事を忘れる事無く伝えてゆくのが、
のこされた者の大事な勤めでと思います。

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