2011年6月10日金曜日

5 月10日 雨 終戦物語 

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山形県  進藤 主税 様
青森県八戸市郊外の陸軍航空隊にいた、航空隊とは名ばかりで、飛行機無はほとんど無く、召集の二等兵である私は、水際作戦用の消耗品であった、殴られながら戦闘訓練をし、畑を作っていた、八月十五日の午後は仕事もなかった。

     ひそひそと 遠き夏の灯を見ておりし

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千葉県  千田 弘子 様
青森市にて、ある夜は母の背に負われ、ある夜は母の胸に抱かれて、空襲警報下を逃げ回った、やがて焦土で迎えた終戦?無一物となつた一家の其れからの生活は、ひとり母の力に負うところが大きかった、40年の歳月が過ぎ、其の母もいない゛゛゛゛゛

     敗戦や女重たき荷を背負う

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宮城県 菅野 久 様
其の日私たちの、登米郡米谷小学校では、焼畑開墾地へ蕎麦の
種をまく日であった、食糧増産ー夏休み返上の全校作業であつた。
高等科の生徒140名は、蕎麦種6袋を2台の荷車に積んで、学校
から4キロの山道を上り、現地に着いたのはひ高い9時頃であつた
休む間もなく種がまかれた、ひとやすみしょうと思っていた、小使さん
が来て重大放送の有る事をしらされた。

     焼山の開墾の日々夏休み

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  昭和万葉俳句書集 高木 二朗 マルホ株式会社 引 用

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