2011年6月8日水曜日

23 年 6月8日終戦物語 千人針の歌

戦争に出征して行く人達に女性達が武運長久を願い、町角に立ちて
道行く人達に一針事腹巻になる布切れに針をとうしてもらい、多くの
人達の願いを貰い腹に巻いて出征するものでした、戦時中はその様
な風景を良く見かけました、父も母が作った千人針巻を巻いて南方
戦線に行きました。
 心込めて送った 千人針の歌
橋の袂に 町角に、並木の路に停車場に、千人針の人の数、心込めて運ぶ針、
飛び行く号外、鈴の音に、胸は沸き達、引き締まる、
どうぞ人針、兄の為、背の君の為 叔父の為。
人は変われど、真心は、皆んな一針縫いたいと、じっと見ている昼の月
 私が子供の頃父が出征しました、当時の事は忘れる事は此の歳にな
 つても忘れる事はありません、70年程の頃の歌ですので間違が有る
 かもしれません、父は当時福岡県八幡駅から多くの人達の万歳の声
 で出征しました、昭和16年だと思います。  長谷 敏通 86歳

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