2011年7月14日木曜日

終戦物語 私の目から初めて、涙が溢れ落ちた

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神奈川県  内田 正夫様

銀河隊、米子基地は編成中で、愛機6機、迷彩され翼を休めていた。玉音放送のあった午後、私は夏草に座り放心していた。パンパンと拳銃が鳴り、整備兵がタイヤを打ち抜いていた。私の目から初めて、涙が溢れ落ちた。

夏草に 魂抜けし愛機かな


島根県  藤後 登美子

尋常高等小学校高等科の私達学徒動員30人のグールプは、島根県の静間海岸に臨時の塩田ガつくられ、其の作業に、静間神社社務所を宿泊所に起伏しておりました、朝5時起床で、塩田に海水を汲んではかける仕事を、勝つためと言われる先生かたを信じて、頑張ってっておりました。

塩田の 地肌あらはに大西日

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引用元゛「昭和万葉俳句前書集 」 「高木二朗発行」

私の故郷 宮崎県でも塩田造りがありましたが、グラマン機の旋回でできなかったと記録があります。    「長 谷 敏 通」

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